これまで広告をクリックしてから30日間有効だったCookieによるユーザーの追跡が、一部のブラウザーで出来なくなりました。
それはアップルの新技術ITPによるものです。
ITPとは何か?
ITPとは、iOS11(日本では2017年9月19日にリリース)からアップルのブラウザーSafariに導入されたもので、クッキーに保存された情報の有効期間を24時間以内に限定し、ユーザーのプライバシーは守るという技術です。
これにより広告をクリックしたユーザーが24時間以内に成約しないと収益になりません。
現状、ITPを導入しているのはSafariのみです。
パソコンでのSafariユーザーはそれほど多くないので影響は小さいですが、モバイルでのSafariユーザーは全体の6割に及ぶため、モバイルからのコンバージョンへの影響は大きくなります。
ASPの対応が待たれる(Google Adwardsは対応済み)
ITPについて個人での対処法は今のところありません。
各ASPの対応を待つしかない状況です。
A8や楽天アフィリエイトの広告を使用しているユーザーから、大幅に収益が減ったという報告が多く上がっています。
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ITPへのASP各社対応状況について
ASP各社からのITP対応についてのコメントを紹介します。